育児

帝王切開後の経膣分娩

現在私は3人の子育てをしているのですが、一番上は帝王切開。
真ん中、末っ子は経膣分娩で出産しました。
通常最初の出産が帝王切開だと基本的にはその後も帝王切開になります。
帝王切開からの経膣分娩を考えている方の参考にいなれば幸いです。

TOLAC(トーラック)・VBAC(ブイバック)とは

帝王切開後に経膣分娩に挑むことをTOLAC(トーラック)と呼び、
TOLACにて出産をし、成功したことをVBAC(ブイバック)と言います。

TOLACのメリットデメリットは?

私は初産での出産が帝王切開でした。予定していた訳ではなく、急遽の帝王切開です。
帝王切開後は切腹されたも同然なので寝返りは全くできず、歩くこともままならない。
飲食もOKが出ないと不可能で、食事ができると思ったら最初は固形物を食べられなかったり。赤ちゃんを抱っこするのも、シャワーを浴びるのも結構怖かった思い出です。

なので帝王切開での出産はラクで良いなんて言う方がいますが、どちらも経験した身としては、帝王切開の方が遥かにきついと思います。

私が経膣分娩をしたかった理由としては、上の子がいたので退院後の体力の面や自分の力で出産したいとの想いが強かったためです。

トーラックのメリット

  • 初乳を上げることが出来る
  • 身体への負担が少ないので体力温存ができる
  • 前置胎盤などのリスク回避ができる
  • すぐ身体を動かすことがでる

トーラックのデメリット

子宮破裂の可能性がある

デメリットとしては子宮破裂の可能性があるということ。
一度メスを入れてしまった子宮には傷があるので、どうしても負荷がかかりやすいです。

メリット、デメリットについては検索するとたくさんの情報が出てくるので
そちらを参考にしてみてください。

子宮破裂の可能性があることについては、家族できちんと相談をする必要があるので、情報収集はしておきましょう。

産院はどこにする?


そして病院選び。これもかなり大変になると思います。
そもそもリスクが高い出産になるため、対応している病院が少ない事、自分が住んでいる場所から近い場所にあるのかも探してみないとわかりません。

病院によってはHPに記載していないところもあります。
実際に私は末っ子も経膣分娩に挑みましたが、そちらの産院では通常は受け入れをしておらず、院長先生からのOKをもらえたため可能となりました。
OKをもらえたのも、一度トーラックが成功しブイバック出来ていたことが大きかったと思います。

対応している病院が見つかった場合は、早い段階で来院しきちんと説明を受けましょう。

私の体験談①二人目の出産

二人目の妊娠がわかった際に、トーラックができるという情報を知り自分なりに色々調べてみました。リスクを理解した上で産院での説明は家族で聞き、子宮破裂の可能性やお産の進め方についての説明を聞きました。


トーラックが可能な産院までは電車で30分。
ここの産院では、トーラックをする際は無痛分娩での出産が必須。
そうなると出産日は計画になるので、産院と相談の上、日時を決めました。

いつも通りの1日を過ごし、上の子と夜ご飯を終えた頃にお股に”じゅわ”っという感覚が・・・出産予定日はまだだし、計画の日でもないのでかなり焦り・・・
なんかいつもと違う?と思いながらトイレに駆け込みましたが、自分ではわからず産院に電話。破水かもしれないから来てくださいと。
上の子の際にも破水は経験していたのですが、感覚が全く違っていて驚きました。

旦那の帰宅後すぐ車で産院に向かい、車の中では耐えられる程度の地味な陣痛が始まっていて、産院で確認したところ高位破水をしていました。高位破水って全然わからないもんだなと・・・。

夜も遅かったので旦那と上の子はいったん帰宅。
私は無痛の処置を進めました。
この硬膜外麻酔がほんっっっっっとーに痛かったんです。
無痛分娩をするには必須の処置なんですが、簡単にいうと脊髄に注射です。
聞いただけで痛いですよね・・・笑

でもこの処置が終わった後は麻酔を入れてもらうことが出来たので、子宮口が開いてきている間はうとうとしながら眠っていました。
ですがここの産院は、助産師さんが麻酔を入れてくれるところだったので、1時間に1回という決まりがあったために、最後の方は陣痛の痛みの方が勝っていました。
というのも、陣痛を少し身体で感じないといきめないという理由でした。

無痛だから大丈夫だ!と思っていた自分は甘かったです・・・。

子宮口が全開になる前から、麻酔の副作用もあり私の場合は脚のだるさがすごくありました。このだるさが出てきた頃にはもう眠ることも難しかったですね。

いきむ練習をしているところに家族も到着し、立ち会いも出来ました。

出産自体はスムーズに進み、最後の方になると麻酔の効果はほとんど感じられなかったですが無事に経膣分娩が出来ました。
産後は帝王切開の時と違いすぐに歩けることや、ご飯もしっかり食べられること、体の負担がこんなにも違うのかと驚きました。
私の場合は予定していた日時より早く破水してしまったため、お産が早く進んでいた場合は麻酔が間に合わなかったかもしれません。
経産婦さんだとそんなこともあるので、産院は近いにこしたことはないと思います。

私の経験談②三人目の出産

末っ子の妊娠がわかった際に、近くの産院ではトーラックが可能なところがなかったので、今回も二人目と同じ産院にするか、上二人の子供たちがいるため、何かあった時のために近場の産院で帝王切開にするかを悩んでいました。

健診に行くのはもちろん近くの産院だったので思い切って相談をしてみたところ、院長先生からOKをいただきました。

前回の出産でブイバックが出来ていたのが大きな決め手となったと思います。

今回の産院では、自然に陣痛がくるのを待つか、無痛で挑むかの選択が可能でした。
無痛で麻酔を使用する場合、実は子宮破裂の確率は上がるんです。なので、おすすめされたのは自然に陣痛がくるのを待つことでしたが、私は無痛での選択をしました。
理由としては

  • 兄弟がいるので、体力の温存をしたかった
  • 3度目の出産で、もう痛いのは回避したかった
  • 何かあった時の帝王切開にすぐ対応できる

この3つの理由が私の中では大きかったです。

前回の出産で破水してしまった経験があるため、今回は38週に入ってすぐの出産となりました。
ここからは流れを説明します。


・朝8時半には産院に到着。

・9時半 内診でバルーンを装着して陣痛の誘発をさせる。

・11時着替え、12時昼食

・14時 硬膜外麻酔

・14時15分 バルーン外す

・14時35分 促進剤開始

・16時45分 分娩室移動

・18時15分 破水

・20時22分 誕生!!

今回は事前に自分の好みで配合をお願いしていたアロマを使ったマッサージもお願いしていたので、合間にはセラピストさんがずっとマッサージをしてくれていて本当にリラックス出来ました。
会話もできたので自分でも落ち着いているのがわかりました。


無痛は前回経験から痛みに耐えるイメージがあったのですが、今回は全く痛みはなく
あったとしても軽い生理痛ほどだったので、無痛の加減も産院によって違うことが分かりました。
あの壮絶な痛みはどこにったんだろう?と思うくらいにずーっと冷静でいられましたし、子宮口が全開になるまでうとうとしてしまうほど・・・
何よりお産の進みをゆっくる感じることが出来ました!
これは3回の出産で初めて経験できたことだったのでとても感動しました。

コロナ禍真っ只中でしたが、家族も立ち会いをすることが出来、とてもありがたかったです。

産後の身体

出産してすぐ、胎盤の処置や出血の対応を終え、しばらく分娩台で休むのですが
ここでの麻酔の副作用がすごく、悪寒と吐き気が止まらなかったのでしばらく寝かせてもらいました。
少し寝たその後は副作用も無くなっていたので、自分の足で分娩台から降り、歩いて陣痛室まで戻りました。
通常ですと病室に戻るのですが、VBAC後とのことで経過観察のために一晩は陣痛室で休みました。

まとめ

トーラックをすることは不可能ではないですが、いくつかの条件はあるので必ず産院で相談をするとともに、リスクがある出産なので家族との相談もきちんとすること。
帝王切開でも経膣分娩でも、どちらも素晴らしい出産には変わりないので、納得いく形で出産をするのが一番だと思います。
そしてこの出産を経験する方は数多くはないので、実際に私の周りにはいないこと。
情報が少ないことも確かです。
この記事が誰かのお役に立てますように・・・

ABOUT ME
ゼニ子
元未婚の母。現在はプライベートネイルサロンを開業して3年、3児の母です♪出身は山口県、育ちは東京、現在神奈川県住みの33歳のワーママです♪